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1円古書

 TVの対談番組で、檀ふみさんが、女優になったきっかけは、叔父の家で映画関係者の目に留まったことからだった、と話されていた。その叔父というのが、東映の高岩某という人だと、聞き手の阿川さんが話されていた。檀さんのお父様と苗字が違う。興味をもってネットで見たところ、檀ふみさんの祖母(檀一雄さんの母)、高岩とみさんが「火宅の母の記」という本を書かれていると分かった。
読んでみたい。優秀な息子を何人も育てた方とは、どのような方だろう?
 そこで、「火宅の母の記」で検索すると、Amazonのマーケットプレイスで、「1円」で何冊も出品されている。昭和53年初版だから、39年前の本、状態は「良」ということであった。
 「1円+送料257円=258円」で注文して数日後に届いたが、保存状態も良く、まず、その点にびっくり。
 次に、読んで、その内容がまた素晴らしかった。高岩とみさんの歴史(考え方や生き方)は、時代こそ違うが、私たちにも大変参考になる。 
そして、ふと気づいた。この本を「1円」で売っても、古書店は利益が出ない。梱包や発送、メール連絡の手間などを思うと、割に合わないだろう。買う方はありがたいけれど。
「1円古書」に、本を売るということの難しさを、改めて突きつけられたような気がした。
と言いながら、次は、2014年に出版された高岩耐さん(とみさんの、9番目のこども)の著書「ある昭和の家族」を100円で注文したのだ。

 
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