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2014年9月20日-川内原発稼働と太陽光電力買取中止、ちぐはぐな電力政策

危険な原発を再稼働させるのは、電力が不足するからだと言いながら、太陽光発電などの再生可能エネルギーは買い取らないと、九電が「方針を固めた」のだそうだ。こんな大事なニュースが、新聞の3面に、ちょこんと載っていた。
 そもそも、九州の太陽光の力はすごいと思う。我が家の小さな屋根で(6KW)、自家消費の2~3倍は発電してくれる。これを、学校はじめとする公共施設の屋根に載せれば、かなりの量が賄われるだろう。それを、新規には「買い取らない」。再生エネルギーが、契約申し込みの段階で1200万キロワットを上回っているから、送電線の容量を超える・・・・の理由だそうだ・。
これは、新型の原発、一基分にも相当する。現時点での申し込み分だけだから、空いている屋根に載せていけば、数個分は可能ということだろう。
  買い取らない、だから、電力は不足する、だから、原発を稼働させるという、奇妙な理屈がうごめいている。再生エネルギーが普及すると困るので、わざわざ、再生エネルギーが参入できない状況を作り、電力が不足する状況をつくり、原発の大義名分を無理やりに作り出そうとしているとしか思えない。もし、送電線の容量が不足するというなら、再稼働にかける費用を、送電線の建設に回せばよいのだ。
 自治体は、再稼働を前提に、川内原発周辺の住民に避難訓練をさせている。
 しかし、もう一度考えてみよう。そもそも、川内原発を再稼働させるというのは、東京から最も遠く、軽んじられているからだ。静岡の原発は止められた。廃炉になるところも多いだろう。安全なら、また、避難可能なものなら、最大の電力消費地、東京都23区に作ればよいのだ。おとなしい鹿児島・川内の方々が、福島と同じように、見られ扱われているとしか思えない。

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