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2014年8月9日-植物・自殺遺伝子組み込みの不安

 いただいた鉢植えのデージーが、徐々に弱って、枯れた。たくさんの花をつけ、見事な色彩で、しばらく楽しませてくれた。せっかくなので、増やしたいと思い、地植えして大切に世話をした。花芽もついて、うまく育っていると思った。ところが、何度か花を咲かせながら、根元の方から弱って枯れた。不思議な枯れ方だった。
 昨年、これと同じ経験をしたことを思い出す。息子が母の日に贈ってくれた「…ローズ」というカーネーションの鉢植えが、最初は見事に咲いていたのだが、地植えしたら、次第に弱り、つぼみをつけても咲くことなく消えて行ったのだ。虫に食われるというのでもなく、内部から消されていくという風だった。もしかしたら、開発者によって、そんなプログラムが組まれているのかもしれないと、ふと思ったが、命の冒涜のようなことをまさかするはずはないだろう、とその疑いを消していた。

 ところが、これは間違いで、実際に、企業によって使われえいる方法だということを知った。6月11日の新聞記事
「・・・遺伝子組み換え種子。たとえば、除草剤耐性の遺伝子を組み込まれた種子は、種を開発したモンサント社の除草剤とセットで使う必要がある。除草剤をまけば除草剤耐性の菜種や大豆は生き残り他の植物(雑草)は死に絶える。種にはターミネーターという自殺遺伝子も組み込まれ、農家が自家採種できないよう次の発芽では自殺遺伝子の働きで死んでしまう。いのちをつなぐための種が企業の利益を守るために自殺するよう作られてしまった」(間 澄子)
というものである。
この記事から、これまでの謎が解けた。いくら大事に育てても、増えないように仕組まれていたというわけだ。
 何とひどい、命の冒涜であることか。それでも、観賞用の花ですむなら、いくらかは我慢しよう。
 それが、口に入れ、身体を作る材料になる食物「大豆・菜種」となると、恐ろしい。
「遺伝子組み換え植物」という言葉が、内実を知らされないまま、関税障壁の問題にすり替えられ、議論されている現実。
<自殺遺伝子>組み換え作物、と表示すれば、多くの人たちが、もっと切実な問題として考えられるようになると思う。
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