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2014年7月30日-穏やかな日常、隠れた危機

 今の日本社会は、大方、規則正しく穏やかな日常が維持されているように見える。けれども、個別の、個人の生活には小さなトラブルや不満が次々に湧いているだろう。それぞれが、それぞれに考え対処しているので、表には見えなくなっているだけだ。また、個々人の悩み事や不満を、人は表に出したくないと思う。なるべく、問題なく幸せに生きている自分でありたいし、他人からもそう見られたいと思うからだ。自分の不幸を周りに振りまいて、せっかく楽しく生きている人の心を暗くするのは大人げない、失礼だとも思われる。
 大人は、そういうことが分かっている。この穏やかな生活は、それぞれの隠れた努力の成果なのだ。ここを維持するために、見えないところで、悔しい思い、さびしい思い、残念な思いに、知恵を働かせ対処している。それは、この社会で自分の人生を全うするためにはとても大切なことなのだ。 
 しかし、そんなこと-普通の大人が、表に出さず、個別に努力していること-を、いったい誰が子どもに教えるのだろう?やはり、その子供に近い大人しかいないだろう。親や近くの大人たちが人生とは・・・・?社会とは・・・・?友人とは・・・・?ということを、まさに自分の経験を通して語り、教えていくしかないだろう。また、 人生には、何度か<命が危ない>と思うような危険な状況にも遭遇する。よく、あの時回避できたものだと、今になって思い出してもぞっとするような事故と隣り合わせの状況もある。私にもあった。日常の危機管理、自分自身の心の危機管理というものについて、大人が、子どもたちに教えていかねばならないと思う。
 
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