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2014年7月6日―全集の波を見て

 日本図書センターから、カタログが送られてきた。いろいろな本を出版しているが、ちょっと驚くのは、個人全集の多さだ。全集用に、1冊子があって、67人の全集の内容を紹介している。日本人ばかりでなく、「ジッドの日記」「ゴオゴリ全集」「イプセン傑作集」と言うのもある。ここまで有名なら、一冊くらいは読んだ覚えがあるが、あとの日本人の著者は、文学関係以外はほとんど知らない。いや、文学に分類されていても、名前も知らない著者もいた。
 全集と言うからには、その人の書き残したものを、ほとんど網羅する内容だろう。ひととおり読むだけでも、かなりの時間がかかる。理解するには何年もかかる。いったい、どこのだれが買うのだろう?図書館が買うとしても、いったい誰が読むのだろう?
 そんなことを考えたが、一方で、多くの作家や論客がいるなかで、全集が編まれるひとは稀だろう。とすると、ここの67人は<一般人が知らないだけ>の、選抜された実力者だということになる。彼らがどんなことを言っているのか、読んでみたくなるから、やはり、カタログ、宣伝の力は大きい。

 
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