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2014年7月1日-投稿と発表のメリット、デメリット

 自分の作品を本にするために、何かの賞に応募する、という方法も考えたいと書いた。ところが、応募規定に「未発表に限る」というのがあり、さらに「WEBも含めて」と追記されているものも多い。
 そうなると、自分のホームページなどで発表したものも、すでに「発表済み」とみなされ、応募出来なくなる。ただ、ネットというのは、ノートなどと比べて、格段に保存しやすく検索しやすい。それで、マドなどは(このページもそうなのだけれど)自分の考えなり、行動記録なりをWEB上に保存し、しかも、ついでに公開したりしている。賞に応募するために、じっと机のどこかのノートにしまいこんでおくというのは、なかなか難しい。
 しかも、そこそこ自信がある作品は、ホームページなどでも発表したいと思うのが人情だろう。簡単に自分で発表できるのに、受賞できるかできないかわからないところに投稿して、公開せずずっと待つというのは、かなりの精神力が必要とされる。
 以前、知り合いの歌人が、<投稿は捨てるようなものだ>と言っていたのを思い出す。新聞の短歌欄のことを指していたのだろう。確かに、入賞、入選には違いないのだけれど、要するに、大御所の目に留まったというだけのことなのだ。「入選といっても、毎週毎週入れ替わる、その他大勢の中の一人」の栄誉をどのように受け止めるべきなのだろう。
 ・・・で、彼女は歌集を自費出版した。彼女の人生観や世界観が反映されたような、良いものだったけれど、おそらくほとんど売れなかっただろう。もちろん、名刺代わりに配ることはできただろうが・・・・。そもそも、名刺を配らなくても知っている人たちに配ったわけだ(もし、これを読んでいたら、気を悪くしないでください)
 応募とは、誰かの<選>を受けることだ。それは、自尊心が許さない、ということもある。では、自費出版は・・・というと、今度は、自己満足の小さな世界に固まる危険がある。
 話が飛躍してしまった。要するに、今では、ネットに公開した作品も「未発表」にはならないということだった。なかなか難しい。
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