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2014年6月5日―本物志向

 多くの人が「好き」といっている物に対して、わざわざ「嫌い」というのは、多くの人を敵に回すようでなるべくなら避けたい。それでも、自分の好みをひた隠しにしなければならないというのも、つらいことだ。
 実は、いかにもニセモノ、というのに調子を合わせるのが苦痛だ。これは、生まれつきの性格なのだろうと、この年になってようやく悟って来た。
 ディズニーランドがオープンした時、みんな騒いでいた。どれほど素敵な遊園地だったか・・・と。今も大きく宣伝されている。しかし、はじめて行った時、<お城>をはじめとして、みんな張りぼて、「作りもの」だったことにがっかりした。アドベンチャーといっても、子どもたちの展覧会の大がかりなもので、狭い空間を仕切って、ぐるぐると映像を見せかけているだけだと思った。どうせなら、ほんもののお城に行きたいし、本物の冒険がしたいものだと思った。
 遊び心が足りないのかな?ある人が言った「本物の冒険にはない、遊園地独特の面白さがあるのだ」と。また、飴釣りゲームの飴はせいぜい2~3個。ゲーム代の200円も使えば、釣った飴の10倍は手に入るのに、何を必死で頑張るのか?・・・ということを言ったら、またその人は「飴釣りゲームは、飴を釣るのが目的でするのではない。釣れるまでのドキドキ感を買っているのだ」と。つまり、飴は仮想目標でしかない。言われてみれば、そうなんですねぇ。
 せっかくみんなが楽しんでいることに対して「そんなの何が面白いの?}なんて、水をさすようなことは言わないほうがいい、ということくらいはわかっている。でも、同じように感じている人たちもいるのではないかしら、とちょっと書いてみたくなったのだ。
 
 
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