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2014年4月10日―消費税8%と本

 消費税が8%になると聞いた時、とっさに「しまった!」と思った。本に定価を書いていたからだ。アマゾンでも定価2100円で書かれていたはずだ、と。それを2160円で売ったら、買った人は損をした気分になるのではないかしら。今後の出荷は、定価の上にシールを貼らなければならないかしら・・・・などと思ったのだった。
 もちろん、これは、素人の錯覚だった。ちゃんと、編集のTさんの助けを借りていたから、定価表示は(本体2000円+税)となっていて、消費税の変動に対応できるようになっていた。
 スーパーの食品などは、税込表示をするように指導されていると聞いたことがあるが、本などのように長期で売るものに関しては、本体価格表示の方が都合がいいのだ。いや、長期でうるものでなくても、やはり、本体価格がいくらで、税金がいくらなのか、本当は知っておいた方がいいのだろう。
 
 それにつけても、税金は大切に使ってもらいたいと思う。ここ数日、理研や小保方さんの疑惑のニュースがいっぱいだ。ずいぶんな、無駄遣いだと思う。若い研究者の失敗に、大の大人が何人も時間をつぶせすような無駄はやめてもらいたい。叩いても、何も出てこない(生みださない)とわかったら、「ふっ」と言って、さっさと前進すれば良いと思う。

 またまた、それにつけても、別に小保方さんの擁護をするつもりはないのだが、以前、卒論が書けないということで相談を受けたかつての教え子の話を聴いて驚いたことを思い出す。大学で全く指導がされていなかったのだ。「指導する」は建前であった。「書いたら、指導するから持っていらっしゃい」と言われていたと言うが、どこまで書いたらもっていけばいいのかすら分からなかったわけである。また、その文章は、基本の「き」すら怪しいものであった。マドが国文の出身で、言葉にこだわっていたということがあるかもしれないが、そもそも日本語は「文末」が大切なのだ、ということを最初に徹底的にたたきこまれなければならない。「〇〇だ」なのか「〇〇だと思う」のか、それが一般論なのか、特定の人の見解なのか、自分自身の結論なのか・・・・文章を練るとは、単なる技巧ではなく、自分自身の考えを煮詰めていくことだということを自覚させなければならないのだ。だから、本来、指導教官は「書いたら来なさい」と言ってはいけない。書いていなくても「〇月〇日〇時に、来なさい。それまでに・・・」というべきなのだ。それで、マドは、その元生徒に、とにかく、まず、予約を1週間おき(少なくとも10日をあけず)に入れて、指導教官の指導を受けるようにアドバイスした。次に、文末表現のこだわるように、ということも付け加えておいた。できれば、重要なところの文末は、いくつか変えてみて、もっともふさわしいものにするように、と。内容については、専門が違うので、無責任なコメントは控えておいた。
 彼は無事卒業し、大学院に進んだということだ。

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