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2018年10月13日ー最後に残るもの、実はわかっていない

 2010年、本を出版した後で、キンドルだけでなく、ソニーの「リーダー」、シャープの「ガラパゴス」などの電子書籍端末も発売され、電子書籍の時代が来て、紙の本はなくなるのではないかという危機感を持った。
 その後、自分自身が、キンドルを購入し、iPadや携帯でも、購入した電子書籍をずいぶん読んだ。本を増やして、検索もできない状態で本に埋もれて暮らすのは愚かなことだと思うようにもなっていた。そして、熊本地震。郷里熊本に戻っていた私は、その被害を直接に受けた。天井までぎっしりと詰め込んでいた本棚は倒れ、本は本震前までは寝ていた部屋に散らばった。不幸中の幸いで、前震があった日に、物を置いていない座敷に移動したので、最悪の難は逃れたわけだが。以来、「読みもしない本に押しつぶされて死ぬのだけは嫌だ」と思い、散らばった本は一旦屋外に出した。出した半分は、雨に見舞われ、使用不能となり、処分した。それで、その後購入する本はなるべく電子書籍にしている。
 やはり、今後は、電子書籍の時代か・・・・と思っていたところ、先日、ジオシティーズ終了の知らせが来た。希窓社のホームページは、独自ドメインを取得し、ジオシティーズで作っている。友人にも、使い勝手が良いので紹介もしていた。家族のグーグルアルバムにも、10年分くらいの写真が蓄積されているが、それも終了するという。電子データと言うのはサーバーの一方的な都合で、消されるのだということを思い知らされた。ならば、SDカードなり、ハードディスクなりに保存すればよいと最初は思ったが、調べてみると、磁気的なデータ、電子データの保存期間は、4~5年くらいのもので、書き換えて行かなければ、消える、蒸発するということが分かった。(それを知らずして、膨大な写真のほとんどを、スキャンしてSDカード、パソコンに保存しなおした亡父の作業に、胸が痛むー彼は消えるデータのために、晩年の相当時間を、「残す」という夢を持って、その作業に打ち込んでいたのだから)
 話は戻る。電子データは、メンテナンスしなければ消える。電気がなくても、読めない、使えない。ところが、紙データは、しかるべきところに置いておくだけで、千年も残る。
  最後に残るのは、いったい何なのか?実は、誰も最後を見ることはできないので、わからない。今更のように、 紙データも、大事ということに気付いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ちなみに、この出版日記も、一番最初の2010年9月のデータはUPされなくなっている。10年とかの規約があったのかもしれない。遅ればせながら、やはり、保存しておきたいものは、複数のバックアップを自分で取っておくべきだと気付き、ワードにコピペし、保存を進めている。その過程で、かつての記事を読みなおし、かつての自分に刺激をもらっている感じだ。文章も「読んでこそ」生きる。そういう意味では、ジオシティーズ終了も、現在を見直す良い機会になった・・・ということであきらめよう。

やはり、「過ち」ではなおおがかりな「意図的な情報操作」

昨日、個人が検証不可能な「数値」を根拠に、政治が動いていることに危機感を覚えると書いた。
すると、今日は、日銀が、家計の投資信託保有額を、誤って30兆円以上も過大計上していたというニュースを見た。
孫引きになるが、以下引用する。

資産運用の業界を揺るがす大事件があった。以下、毎日新聞(Web、7月23日付)から引用する

「個人の代表的投資商品である『投資信託』の家計保有額が、日銀の統計作成時の誤りで30兆円以上も過大計上されていたことが判明した。

近年順調に増加しているとされてきた投信保有額が、実際は減っていたことになり、『貯蓄から投資』が進んでいると信じてきた証券業界に衝が広がっている。過剰計上があったのは、金融機関や家計など各部門の資産や負債の推移などを示す『資金循環統計』。

同統計では年1回調査方法を見直す改定を行っており、今年6月下旬発表分の改定値を算出する際に過剰計上が見つかった。2005年以降の数値をさかのぼって改定した結果、17年12月末の家計の投信保有額は、改定前の109兆1000億円から約33兆円少ない76兆4000億円まで激減。個人金融資産に占める投信の割合も、改定前は12年の3.8%から17年の5.8%まで上昇していたが、改定後は14年の4.6%をピークに低下し、17年は4.1%まで下落していたことが分かった。

これほど大きな修正が生じたのは、日銀が、ゆうちょ銀行が保有する投信を個人が保有しているものと誤って計算していたことが原因だ」
景気が回復して、個人資産も増えたと大きく宣伝するが、実はそうでなかったという話だ。現政治の経済政策は、成功しており、みんな豊かになっていますよ、という材料にされる「数字」が実は誤りだった。本当に「誤り」だったのか?意図的に誤ったのか、この点についても、誰も検証できない。
 わかったのは、やはり、一般人が簡単に検証できない数値を根拠に、議論を進めるのは、危険だということだろう。一般論はどうでもいい、「私は、明石の鯛が食べたいのだ」(茨木のりこ)と、自信を持って、個人の実感を主張できる勇気だと思ったことだ、

情報操作

 景気が良くなっているという。求人倍率は2016年以降一度も前月を下回ったことはなく、賃金も上がっているそうだ。
 こういわれて、反論することのできる人は、いったいどれほどいるだろう?
 しかし、そもそも「求人倍率」とはどのように出すのか?(ネットに、詳しい説明があったので、興味のある方はどうぞ
有効求人倍率推移
 賃金とは、誰の、いつの賃金が、どのように算出されたのか分からない。
 そう気づいたのは、テレビの経済番組を見ていたときのことだ。「データとして、賃金は上がっているのですが、比較されている過去のデータと、今のデータはサンプルが入れ替えられているので、単純に右肩上がりともいえないかも知れない」といわれたからだ。つまり、現在のデータは、サンプルに大企業が増えることで、賃金も上がったという側面があるとのこと。
 非正規雇用の日払いの場合は、就業日数が短い時には最低賃金を当てて修正するという。
 より詳しいブログもあったので、興味のある方はこちらもどうぞ。総実質賃金は上がったのか?141203
 また、日経平均株価は、リーマンショック以来の最高値をつけていると、ニュースで騒いでいるが、少なくとも私も含めて、私の周りの友人たちは、大きな含み損を抱え、回復していない。こちらも、都合よくサンプルが入れ替えられているのではないかと疑いたくなる状況だ。
 誰かの操る数字が踊り、数字絶対、データ絶対で反論できない状況に、私たちはどう対処すべきなのか、どう対処できるのか。
賢くなる、学ぶ、反論できるくらい勉強する・・・というのは、言葉としては正論で簡単だが、膨大な情報を前にしては不可能に近い。
誰もが検証できないようなデータを持ち出して、論証の根拠とし議論を進める今の社会や政治は、とても危ういと思う。

スリランカ

ココナッツミルクを使ったスリランカカレーがおいしかった。急に、スリランカが近くなる。そして、偶然にも、昨日、スリランカに海外協力隊で行っている本田倫子さんと言う方の記事を見つけた。
「スリランカでは日本との違いに驚き、戸惑うことが多々あります。
食事のほとんどがスパイスの効いたカレー味、お風呂は水シャワー、洗濯は手洗い、停電や断水は日常茶飯事、お会計はどんぶり勘定、開始予定時刻は守らない(たいていは遅れる)、終了予定時刻は守る、ストライキが多い、勤務時間中に寺院へ参拝に行く、新年の日時は売らないで決まる。」
「国が変わればすべてが変わります。日本の常識は世界の常識ではありません」
なんだか、のんびりしたところなのだなぁ、とか、カレー味もスパイスを変えていけば飽きもこないのでそうなったのかしら、とか、一つの記事で空間が広がった感じする。
スリランカは、もとはセイロン。おいしいセイロンティーを、今はスリランカティーと言うのだろう。
関連して思い出すのがミャンマー。旧国名はビルマ。竹山道雄『ビルマの竪琴』はという響きは、良かった。
一つの記事で、少し目が覚めた気がする。

情報と印刷物

 海外旅行に行くことにした。旅行パンフレット、空港やホテルの情報など、すべてネットで入手した。旅行条件書も契約した代理店から、メールの添付ファイルで送られてくる。成田空港のターミナルガイドの冊子は、PDFでまるごとUPされているので、初めての場所だが、事前にイメージ出来て要領よく動け、時間を有効に使えそうな気がする。もちろん、旅行会社の代金の決済は、ネットで完了。
 旅行に必要な情報を、ネットで一気に入手できたわけだが、実際の所、すべてが頭に入ったわけではない。「ここをみれば、読めば、わかる」程度の理解だ。また、どこが重要で、どう活用するかは、部分部分を見ながら考えたい。
 昔は「ハンドブック」に線を引いて持ち歩いた。線を引いて、しっかり頭に入れ、頭に入ったら、消していく。そういう記憶の仕方が、有益で面白かった。体と頭が協力して一緒に覚えるという感じだ。それができるところに、印刷物の良さがある。
 しっかり頭に入れるためには、印刷物が良い。そう思って、必要な部分はプリントアウトして、繰り返し見ることにした。パソコンやiPadをいちいち立ち上げる必要もなく、軽く持ち運びできる。アクセス環境や通信料に影響されない安心感は、印刷物ならではだ。
 ところで、パンフレットや説明書はPDFでUPされている物が多い。必要な部分を印刷するには、アドビのアクロバットが役に立つ。(アクロバットがなければ、スクリーンショットという方法もあるが)

Appendix

プロフィール

マド

Author:マド
希窓社 代表
希窓社の本

庄野薫

お金をかけずに子どもを勉強させる法

進学校での勉強法‐落ちこぼれる前に読む本‐

藤野光樹詩集
魔法のないファンタジー
6月1日発売。
A5判、104ページ、

(希窓社第1冊目『サイカイ武田泰淳ー作品論と資料で読む』
 好評発売中)

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